株式講座
    3. 取引ルール

    ■ 各市場の取引ルール

    (1) ホーチミン市場

     取引日  月曜日から金曜日(祝日および市場の定めた休場日を除く)
     市場取引時間  第1節:    9時00分から9時15分 
     第2節:    9時15分から11時30分
     第3節:    13時00分から14時30分
     第4節:  14時30分から14時45分
     取引方法  第1節:    板寄せ取引によって9時15分に初値を付ける 
     第2節:    ザラバ取引
     第3節:    ザラバ取引

     第4節:  板寄せ取引によって14時45 分に終値を付ける
    相対取引:9時~11時30分、13時~15時の間に20,000株以上の取引のみ

     取引単位  10株 (相対取引は1株単位も可能)
     額面  10,000VND
     呼び値  49,900VND以下:100VND刻み
     50,000VND以上:500VND刻み
     100,000VND以上:1,000VND刻み
     値幅制限  直近立会日終値の上下7% (新規株式の上場日のみ初値参照価格の上下20%)
     注文方法  成行き(寄り成りATO、引け成りATC)、指値(第2、第3節は指値のみ)

     


    (2) ハノイ市場
     取引日  月曜日から金曜日(祝日および市場の定めた休場日を除く)
     市場取引時間   9時00分から11時00分、13時00分から14時45分 
     取引方法  ザラバ取引
     相対取引:5,000株以上の取引のみ
     取引単位  100株 (相対取引は1株単位も可能)
     額面  10,000VND
     呼び値  株価に関わらず100VND刻み
     値幅制限  直近立会日平均取引価格の上下10% (新規株式の上場日のみ無制限)
     注文方法  指値のみ


    (3) 未上場株式市場(UPCoM)

     取引日  月曜日から金曜日(祝日および市場の定めた休場日を除く)
     市場取引時間  9時00分から11時00分、13時00分から14時45分 
     取引方法  ザラバ取引、相対取引(10株単位)
     取引単位  100株 
     額面  10,000VND
     呼び値  株価に関わらず100VND刻み
     値幅制限  直近立会日平均取引価格の上下10% 
     注文方法  指値のみ

     


    ■ 税制面

     

    個人口座 キャピタルゲイン課税:売買代金の0.1%、年間純利益の20%(居住者のみ) 
    配当課税:5%
    法人口座 キャピタルゲイン課税:売買代金の0.1%
    配当課税:
    その他 送金税、証券取引税等なし

     


     2010年1月から個人所得税法が施行され、外国人投資家は、損益に関係せず売買代金の0.1%を証券会社が控除して納税する簡易課税がスタートしました。なお、配当所得については、個人所得税として5%を控除された金額となります。
     
     ■ 外国人に対する投資規制

     ベトナム政府は、企業保護を目的として外国人投資家の保有率規制を行っております。これにより、外国人投資家は、上場企業・未上場企業(OTC)の49%を超える保有ができません。また、銀行株に対しては30%までとなっています。なお、上場銀行株以外の銀行株保有には、中央銀行の承認が必要であるため、実質的に一般個人投資家が保有することが難しいです。まもなく、49%規制と銀行株の保有比率が上昇する可能性があります。

    ■ 投資資金について

     ベトナム株式に投資するには、ベトナムの銀行において、証券決済専門の銀行口座(中央銀行に登録)を開設する必要があります。(証券会社によっては証券会社指定口座に送金します。ただし、OTC株は投資できません)この口座に日本等から送金して入金する必要があります。現金を持ち込む場合は、無申告の場合は、5,000USD相当までしか銀行に入金できません。なお、入国時に申告すれば制限はありません。(空港で現金を見せる)
     
     投資資金の国外(日本等)送金は自由です。しかし、その資金に正当性(過去の売買履歴)を銀行でチェックされるため、送金依頼から1週間程度の余裕が必要です。

    ■ 受渡し

     上場株式(UPCoM含む)の受渡しは、日本と同様にT+3です。つまり、約定日から起算して4日目に決済されます。なお、事前に資金がないと買い注文を受け付けません。
     重要ポイントとして、取引は受渡しベースとなりますので、反対売買および売却代金で買付け可能となるのは決済日後となります。

    ■ その他

     証券口座開設は、複数の同一人口座を開設できるようになりました。ただし、同一銘柄を複数口座で同一日に売買することは禁止されております。

他の項目